引っ越してきてから地元初の映画を観てきました。
今回はミステリーではなく、サスペンスの要素が強かったと思います。
ミステリーとは
サスペンスとは
ある状況に対して不安や緊張を抱いた不安定な心理、またそのような心理状態が続く様を描いた作品をいう。シリアス、スリラー(サイコスリラー)、ホラー(サイコホラー)、アクションものといった物語の中で重要な位置を占める。単純に「観客の心を宙吊りにする」という意味でズボンのサスペンダーを語源だとする説明もある。
また、より広い意味においては、観客や読者が作品(の行く末や登場人物など)に対して不安や緊張の心理、物語の結末を知る事への希求を抱かせ、その作品に対しての興味と関心を持続させる事ができる(あるいは、製作者がそのように意図した)作品もサスペンスといわれる事が多い。この場合には、宣伝などに「ハラハラドキドキ」とか「手に汗握る」とかといった表現(惹句)が用いられる事も多い。
以上wikipediaより
ということで、今回はサスペンス要素が満載でしたね。
ハラハラドキドキが多かった気がします。
一言で感想を言わせて頂くと。
僕としては全然面白くなかったです。。
最初っから最後までずーっと絵が動かないで説明ばっかりでした。
でも、劇場を出た子供たちは「キッドかっこよかった!!」「めっちゃ面白かった!!」
って言ってて目が丸になりました。
以下、ただの愚痴なので気にしないでください。
アメリカでやってたみたいですけど、普通あんなことやってたら射殺ですよ…。
(アニメです)
コナン、増強シューズで飛んでいるキッドにボールを当てようとする。
蘭姉ちゃん、物理法則無視、
キッド、気圧で今にでも壊れそうだ。
おいおい、、この世界物理法則どうなってんだよ…。
蘭姉ちゃんが物理法則を無視しているのに、
その後、「気圧うんぬん」の物理法則を持ち出してピンチとか言ってるのが
すごくシュールだなぁ、と笑えました。(アニメです)
また、コナンがキッドを助ける時に、
炎の間を縫って走っていたシーンがありましたが 、
「キャンプファイアーってやったことありますか?」
あんな炎で燃えてたら、まともに近づけるわけないでしょ…
放射熱だけで肌が焼けるわ…。(アニメです)
コナンがチャーリー警部に対して
「あなたがそれ(銃)を使おうと思っているなら〜うんぬんかんぬん」を言ってるときに思ったのは、
「いや、あんただって腰に火薬の入った危険物持ち歩いてるでしょ…どの口で言えるんだよ…」
と思ってめちゃくちゃシュールでした。(シュールです)
(麻酔銃だって持ってるし、完全
武装してるじゃないですか。)
それをキッドにぶつけようとしてたし、
ある意味銃なんかよりよっぽど火薬が入ってるでしょ笑
大砲をぶつけようとしてるようなものじゃん、、全然説得力がない・・・。(シュールです)
--2015.5.6追記--
そういえば、最近、口の中に打ち上げ花火?を突っ込まれて、
歯がボロボロになったとか言うニュースがあったような。
あんなものをぶつけようとしてるコナンは本当に狂ってますね。
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一応、コナンなりの正義を言ってるんだとは思いますが、
麻酔銃がなかった時はオッちゃんをタバコの灰皿で殴っていたこととか、
コナンがチャーリー警部に対して「自分より目立つな、いつもの刑事と同じで無能になれ」って
呪いをかけているようにしか思えませんでした←
東さんの唐突の自分語りと、
芋づるしきにあっさりわかる犯人、
施設を燃やしていた犯人の動機が
完全に「私にハンガーを投げつけてきたのよ!!!」
と同じでした。(どうでも良い動機という意味で)
直前に東さんが、
防犯カメラの前で勝手に自分語りを始めちゃってましたし、
「え、なんで自分から語り始めてるのこの人…」って。
正直、くどいしシュールだなぁと思っていたので、
二人目が連続自分語りを始めなくてよかったです(それでも長い)
あの時点で、
犯人の動機は脚本上どうでもよくなっていたんでしょうねぇ。
どうでもよかったにしても、
東さんが
「私はその犯人じゃないですよ?」と言ってから、
「犯人は==を提案した人物」ってすぐに分かっちゃったので、
絶望感もクソもありませんでした。
(普通、犯人だと思われていた人が犯人ではなかったら、
「じゃあだれが…!?」ってなるはずなのに。)
もうスポットが当たるべきはコナンやキッドであり、
犯人の動機は関係なくなっていたんですねぇ。
榮倉奈々さんの声に関しては11人目のストラ
イカーほど、浮いてませんでした。
僕ははなからアクションを期待して見ていたようなので、
アクションを期待して見るとすごい期待はずれになります。
謎解きという点ではコナンらしかったような気もします。
前回の異次元のスナイパーよりか、幾分かマシですが、
そんなのドングリの背比べだと思います。。。
僕にとって、ジョリーロジャー以降で良かったと思う
コナンの映画が11人目のストラ
イカーしかないので、
やっぱり僕はアクションが好きなんだと思います。
ただ、題材にひまわりを選んだのはすごく子供達に響いていたと思います。
僕でさえ、小学一年生のときに、
ひまわりを育てたり、絵に描いたりしていたので、
小さい子供にも身近で、分かりやすかったんじゃないかな。
あと、最近飛行機事故が多いにもかかわらず、
飛行機を落とそうとしたことにはとても関心しました。
まったく似たような事故が最近あったじゃないですか笑
アニメと現実は別物ですからね。
だって表現の自(ry
そして、CMなどで流れていたキッドの
「イッツショータイム!!」というセリフはありませんでした。(恒例PV詐欺)
異次元のスナイパーのときと同じですね。
コナンが好きなのに、嫌いになりそうです…。
なんだかな。。
・物語が始まるきっかけは園子(鈴木財閥)
・コナンが生き残れる要因は博士の秘密道具
コナン達は博士と鈴木財閥に感謝しなきゃダメですよね。
蘭姉ちゃん→新一新一繰り返すボイスプレーヤー+怪力
今回の話は、この映画単体で全ての情報を網羅できるわけではなく、
映画を観た後、
ゴッホとかひまわりについて調べてみると、また楽しめる系の映画だと思います。
二度は観ないです(まる
ps
銀魂完結編が16億(上映館数はナルトの半分くらいで)→スーツを着た金の亡者に目をつけられアニメ再開
そんな中で、コナンは毎年30億は軽く超えたりしているので、
どれくらいすごいのかがわかると思います。
こんなビジネスはやめられないでしょうねぇ。
来年は
黒の組織みたいなので、期待して良いんですかね(恐怖)
コナンの世界観は1994-1996年のもののはずなのに、
コナンの技術がどんどん古臭く感じてくるのが面白いですね。
dezitaruchange.hateblo.jp
--2015.4.26追記--
今回の脚本が「劇場版相棒x-day」を書いた櫻井武晴さんらしいので、
そりゃ難解にもなりますわな…。(そしてアニメの脚本は年数が浅い)
x-dayもそれなりに難しい内容でしたし。
櫻井武晴 - Wikipedia
相棒x-dayは完全に社会派ミステリーという感じだったので、こっちが「難しい話を見る」という姿勢に出来上がっていたので問題なかったのですが(だって相棒ってそうだし)
コナンは、アクションを期待してきている人も多いでしょうし←なぜか。
難しい話+アクションという形で情報量が多くなっていた。
なので犯人の動機も含めて、今回の映画は尺が足りなかったような気がしました。
映画を観た後の感想としては、今回の映画が「小説」だったら、
めちゃくちゃ面白いのではないか?と思った次第です。
描写次第で、読み進めながら「キッドがなぜ??」という妄想や考察が膨らんでいきそう。小説は自分で、絵を想像できることが楽しいですよね、脳内で好き勝手キッド様を描ける。
とはいえ、最近のコナン映画の扱っている題材はめちゃくちゃすごいですよね。(内容はともかく)
イージス艦とコラボできるってコナンくらいじゃないかな。(ちなみにイージス艦の時も櫻井さんが脚本です)
イージス艦の時はすらっとまとまっていたのに、今回の映画はすごい情報過多でしたね。
もともと3時間でやる予定だったとか、監督との方向性の違いがあったのか。
まあ、今回の映画はコナン映画の年数的にも重要な回ではないですしね。
今回の映画の役割としては、「キール…バーボン…お前がな…(うろおぼえ」をお披露目することじゃないかな?
本命は来年ですよ…