【横浜市】ようこそわが家へ1話考察【センター南】
現在、ドラマ四話まで放送されている、池井戸潤さん原作の「ようこそわが家へ」
これの一話を見てみての感想とおっさん考察を書き置きしておこうと思います。
なので、一応、見てない人はネタバレ注意です。
そして、僕は原作もネタバレも読まず、このドラマ放送だけで考察を楽しんでいきたいと思っているので、グーグルさんのお世話にはならない方向で行きたいと思います(覚悟)
ここまで考察を楽しくさせてくれる作品は超ひさしぶりです。
アニメじゃなくてドラマもいいな〜っと再確認させてくれた作品でした。
一話をさら〜っと見た後に、
今度は、全部一時停止をして、確認をしてみました。
その時の写真などを使って見ていきたいと思います。
あくまで考察なので、そこのところよろしくノシ
こういうところに登場している人間も全員、確認しましたが、
正直一話だけではよくわかりませんね。あんまり関係ないと思います。
倒れて起き上がろうとしている女性のインナーが青色で、ニット帽をかぶっている男と色が同じだな〜という発見はありましたが、あんまり関係はなさそう。フードもなんかもついてない。
電車に乗り込んで、ライターの沢尻さん(役者名)が「勘違いしないでね」といって降りて行った後、相葉くんが疲れて座っているシーンの奥に、青い服のこっちを見る男が映っています。
あっ、さきに僕の考えを述べておくと「一連の嫌がらせ犯は絶対に一人ではない」と確信しているので、さっき電車の入り口で豪快にぶつかった人間と、こいつは別の人間だと思ってます。もっと言うなら、最初にぶつかった人ってあんまり物語に関係ないんじゃないかな?なんて思ってたりもします。
そして、相葉くんが電車を降り、バスに乗ったところがセンター南駅、つまり横浜市の都筑区だと思います。最近、めちゃくちゃ発展している高級な雰囲気の漂う街です(主観)僕の大好きなところでもあります。
そして乗っていた電車の車両にあるラインが青色なので、多分地下鉄ブルーラインかな?
僕が最近、新横浜へラーメン博物館を見に行った時にもブルーラインに乗りました。
見えづらいですが、確かにヴィトンのバッグと腕時計と指輪をしています。
2話で沢尻さんが言っていた通りですね。でも僕は最初の人とは別人だと思ってます。
そしてバスを降り、傘を忘れ(重要)、鬼ごっこをして逃げているときに映ったこの横浜市。
「ようこそわが家へ」の考察を書こうと思ったのも、この舞台が横浜市だったことが理由です。ブログの宣伝になるし
その後、クリーニング屋へ逃げ込み、帰宅。
ほっとしたのか、鍵を閉め忘れる。焦って閉めようとすると…
妹が帰宅。
ここで、僕が気になったのは、相葉くんが鬼ごっこをして逃げてきた直後に妹が帰ってきたことで。
「あれ?さっきのって妹のストーカーさんだったんじゃないか?」って思ったんです。
妹さんと直接話すことが困難だから、お兄さんと話すことで、誤解を解いたり仲を取り持ってもらおうとしていたんじゃないかと。行動が不器用にもほどがありますが笑
あんなことされたら僕でもこわいよw
デザインのボツ案を破いて捨てるも、回収されて、仕事先に連絡され契約を解除させられる。
ここは証拠が少なすぎるのでなんとも言えませんが、主婦が犯人なんじゃないかな?
こんなところから回収するなんて主婦くらいしかしないだろうし。
正直、情報が少なすぎる。でも主婦以外だったらあまり意味のない行動のようにも思える。
そして、一話目から映っていたんですね、経理デカさん。これは2話になってから見直してみたら初めてわかったので、最初は見逃してました。
あ、いま思ったんですけど、いまの子供達ってデカ(刑事)って言葉通じるのかな(震え)
そして映る僕の本命。「先生」
妹のストーカーに関しては今の所、ただのストーカーで、
危害は与えてこないだろう。というのが僕の見解で、ライター沢尻についても今回のストーリーの探偵役(解決を進めてくれるキャラクター)なので、多分あんまり関係ない。
ということでこの人に焦点を絞って一話から見てました。特にこのイヤホンをしているシーンから、盗聴器でもあるんじゃないかな?と一話の時点で思っていました。でも暗いし一瞬なので一時停止しながら見ないと見逃してました。
そして、ストーリーに深く関係するわけではありませんが、お父さんの心情を描写するシーンとして印象的だったのがこの名刺です。最初に見ていたのが、出向する前にいた青葉銀行というメガバンクの名刺です。現実で言えばどの銀行にあたるかな…。三菱UFJフィナンシャル・グループとかかな。
次の画像に写っている、上の名刺(青)が現在の楽しくもなんともない中小企業の名刺です。視聴者からすると色分けされていてとてもわかりやすいですね。
そのつまらない今の会社の名刺に、前の大企業の名刺を置いています。つまりお父さんからすれば、今の会社じゃなくて前のメガバンクの時のほうが良かった、今でもそう思っている。という心理描写だと思います。
お父さんはここで一言も発していませんが、気持ちが伝わってきました。
最後の方で、相葉くんが起こされて外に出て、怪我した猫を発見する直前のこのシーン、
これは多分犯人の視点ですね。
そして相葉くん視点になり、振り向く。
そして、「楽しいお宅ですね・・・」と、ファックスが来て、同時に怪我した猫を発見する。
ここでまた気になったのが、「どうしてこのシーンを同時に見せたのか?」
シーンを同時に見せることによって制作者側が「犯人は一人しかいませんよ?」って思わせようとしているように感じたんですよねぇ。
楽しいお宅ですね。という文言からファックスを送っている人間は盗聴器を設置している可能性が高い。もう確信しました。そして盗聴器を聞いている疑いが現時点であるのは、陶芸の先生のみ。先生は盗聴器とFAXの犯人だと確定。
という具合に予想してみました。この人が犯人の一人ということに関してはもう確信しているので、多分当たってます。(外れてて欲しい期待もある、だってわかりや(ry)
この猫をポストに放り込んだのは誰でもできるので考察には値しないのかな?って思います。
この猫が誰にも懐いてくれなくて泣いてばかり、しかし誰かが抱いた時にだけ静かになる。とかだったらもっと簡単に犯人もわかるんですけどね。
そして最後に映る「バスに忘れたはずの傘」上文章に(重要)って書いておきましたね。
冷静に考えるなら、あのバスの中に乗っていたのは、相葉くんとストーカーと、雑誌を読んで座っているおっさんと、奥のおっさん、運転手くらいだったはずです。
この傘を相葉くんに返すには傘を知っていなければなりませんから、あの場にいなければなりません。しかしストーカーはあの後、相葉くんと追いかけっこをしていました。
追いかけっこをした後で、同じバスに走って戻るということは常人では不可能です。
ということは運転手?おっさん?が返してくれた?
いや、この人たちは関係ないと思います。
つまり結論から言えば、追いかけっこをしたあのストーカーが傘を持ってきてくれたんです。でも追いかけっこした後に同じバスに戻ることはできないので、わざわざバス会社に落し物を取りに行って回収してきたということになります。
なぜか?ストーカーはあの一家に迷惑はかけたくないからですよ。そうすればお兄さんに関係を取り持ってもらおうとしたのもなんとなく納得できます。
僕がケータイをバスに忘れた時も、バス会社に連絡して取りに行きました。ケータイの場合は難しいのかもしれませんけど、傘なら誰でもできそうですよね。
(それか同じ柄の新品を買ってきたか。。無さそう)
一話を見ての考察まとめ
「犯人は複数いる、ただお互いが通じているわけではない」
・妹のストーカー(追いかけっこと傘の返却)
・陶芸の先生(盗聴器とファックス)
・主婦(花壇とか紙の修復)
===========考察ここまで
結構長くなっちゃいましたね。これが一話だけを見た感想と考察です、かなりいい線いっていると思います。
あと、この家族、危機感が無さすぎる。仲は良いんでしょうが、お互いに意思疎通がしっかりできているようには見えないので、最終的には嫌がらせをしている犯人たちは物語上どうでも良くなって、今まで、家族お互いに未来のことを考えるのを放棄してきたツケを払わさせる気がします。一家離散でもどんな形でも。
このドラマ、ワンカットワンカット、すべてに意味がありすぎて、全部見逃せません…。
そして役者さんの演技が上手すぎる…。あの表情なんだよ…上手すぎていちいち感動するよ…。
僕の勝手な持論として「最高の作品は、一話にすべてが詰まってる」というものがあります。
アニメの話になりますが、魔法少女まどかマギカやシュタインズゲート、進撃の巨人、など、一話に帰結する内容だったり、キャラクター性が大体わかったり、それによって危険な状況でどんなことをするのかが大体一話でわかるので。こういう作品では絶対に一話をしっかり見ることをおすすめします。
あと個人的に面白かったのは、ストーカーとの鬼ごっこをしたあとに、
家へ帰って来る場面になったら、突然、街並みがセットっぽくなったのが笑いましたw
空もなんだかくすんでるんですよねぇ。月明かりも若干怪しいし笑
このセットを見てドラマの「斉藤さん2」を思い出しました。そう思った直後、倉田家のお母さんが斉藤さんに出ていた人でさらに笑うというw
エンディングテーマが最初はちょっと安っぽいかな?なんて思ったんですけど、聴けば聴くほど良くなってきちゃう曲でした。「頭がお花畑で世界は平和だと思っている一家」には合っている明るい曲だと思います。歌詞はまだ調べてないですけどね。
それでは撮り溜めている2話以降を見たいと思います。
----2015.5.10追記----
2話目の考察が書けました。ついでにセンター南とか池井戸潤さんの解説もしておきました。
ネタバレが嫌だという方は先に原作を読んでしまうことをおすすめします