ようこそ、わが家へ2話考察と池井戸潤さんとセンター南とは
池井戸潤さん原作の「ようこそわが家へ」の第2話の考察です。
池井戸潤さんは、「倍返しだ!!」でおなじみの"半沢直樹"、企業の持つ野球チームを扱った"ルーズベルトゲーム"、思ったことをはっきりと言い女性をスカッとさせてくれる"花咲舞が黙ってない"の原作者さんです。
半沢直樹は"自分がのし上がるためには脅すことも手段の一つ"として使っていましたが、花咲舞は"一切の不正を許さない"という同じ作者でも伝えたいことによって対照的な作品になっているのがとてもいいですね。
見た人なら分かるかとは思いますが、これらのドラマは大体面白かったです。
一話一話がドキドキワクワクで気が抜けない感じでした。
そして今回の「ようこそわが家へ」もまったく同じ。同じ話を何度見ても面白い。そんな作品です。
じゃあ、早速考察に…、と行きたいところですが、ドラマの舞台となっている横浜市都筑区(つづきく)のセンター南とはどんなところなのか。をちょっとだけ紹介したいと思います。作品に関係してますし、一応、このブログは神奈川を紹介するブログなので^^;
まず、都筑区(つづきく)ですが。
読めなくて大丈夫です。
はい。
次に場所です。(あっさり)
この真ん中に赤い線で囲われているのが都筑区になります。横浜市ですが結構内側です。
これが拡大した図になります。うーむあんまり電車は走っていない感じですね。なんとなく相模原の緑区に似てる(適当)
通っている二つの線はブルーラインとグリーンラインになります。両方とも横浜市営地下鉄です。
で、この赤いマークのあるところがセンター南駅になります。
ここが、ようこそわが家へ、の倉田家があるところの最寄駅になると思います。主人公はここからバスで家まで帰っていたわけですね。ここら辺は横浜市内では「港北(こうほく)」と呼ばれている場所で、最近すごく高級感が出ている場所になります。そんな街の外れ地でも一軒家を持ち、車もあって、二人の子供を大学に行かせ、奥さんは専業主婦でも大丈夫ということは、結構お父さんは稼いでいるんじゃないか?もしくは稼いで"いた"んじゃないか?という予想が立てられますね。しかしすぐに防犯カメラが買えないということはローンが厳しいのか…。
特徴としては車歩分離の徹底であるといえる。都市計画道路中山北山田線と佐江戸北山田線が南北の軸を成しており、住宅地と車道は分離され、ペデストリアンデッキにより歩道の連続立体交差が完成している。従って車道路沿いに歩道もあるが歩行者専用道による歩行ゾーンが確保されている。さらに各商業施設に大規模駐車場が確保されており、高い駐車収容能力を確保している。ライフラインは地下埋設(電線類地中化)になっているため、電線の有無が港北ニュータウンの範囲、境界を知る目安となる。保存緑地や緑道も多く残され、住環境に配慮がなされている。
多くの公立小中学校、大型商業施設の進出、鉄道2線及び各種交通機関の拡充、先取的な都市基盤形成、保存緑地等が好感されており、狭隘感の強い既成市街地より一区画の広さによる開放感や防災性が感じられるニュータウンへの志向が高まりつつあると言われることや、新規戸建分譲地や新規マンション建設用地も多く転入世帯も多いことから、都筑区は高い人口増加率を保っている。
ほえ〜、ウィキを見る限り、街全体をめちゃくちゃお金かけて考えて作っているようです。
相模原は各々、勝手に作ってる感がありますから、街全体とした高級感みたいなものは持てそうにない気がします。それが良いところでもありますがね。
まあセンター南の解説はこんな感じですかね。
詳しくはウィキを見てください(放棄)
じゃあ、早速ようこそわが家への2話の感想と考察をしていきたいと思います。
ネタバレ注意です。
とりあえず、一話ラストの猫は無事だったようです。僕はてっきり完全な死体を入れられてると思っていたので、ここはちょっと安心しました。猫かわいい。
なんとなーく思ったのは、「ここで猫を死なせちゃうのはTV的に問題があったのかな?」ってこと。
元々の原作は小説なわけですし、
池井戸さんのことなら、可哀想ですけど、この猫を殺しておく気がします。
ということは今後、物語にも関係してくるのかな?
それともテレビ局が保護団体などからの苦情が怖かったのか(お茶の間が見る時間帯ですからね、ははは)
あと、ここで感じたのは「なんか無能そうな警察官だなぁ」ってことです。実際に被害が出てるんだからはよ捜査しなはれや、と思うのに、事が起こるまで何もしないのが警察です。僕も実際に警察と関わった事があって被害届を出しても、あんまり進展がないかんじですねー。下っ端は特に無能な気がします←現実でも
「でもなんでファックスなんか送ってきたんだろう…電話番号がわかってるって事でしょ?」
そうそれ、僕も疑問だったのはそれでした!
そしたら。
倉田母「タウンページに書いてあるわよ(意訳」
えええええええええええ?!(◎◎;)
なにそれ危ない。
というかそんなことなんでしたのおお!!って思ってたら、どうやら昔の人たちは電話番号を普通に載せていたんだそう。そういえばそれ聞いたことある。。。
これが事件を一番わかりにくくしてくれたな〜、なんて思ったんですけど。
いや待てよ?
これでさえ、推理に使えるかも?
だって、タウンページに個人の電話番号が載っているのが知識として・常識としてある人ってことでしょ?
つまりは年齢が比較的高い人。
タウンページに個人宅の電話番号を載せている。ということが、
僕を含め、主人公や妹=大学生(20台半ばまで)は知識としてもあまり無い・常識ではないってこと。
主人公が20代半ばだとすれば、最低35歳以上から60歳くらいの人じゃないと、
こんなこと知らないんじゃないか??
主人公の親が25歳くらいの時に子供を産んだとすれば今は大体50歳くらいかな?
実際に僕の親に聞いてみたら「そうだよー」と言っていたので、
年齢が高ければ知っている可能性は高いですよね。
だって若い人は「タウンページに個人宅の電話番号が載っている!」なんて最初に思いつかないでしょ笑
で、僕は前回ファックスを送ってきた人間として「陶芸の先生」をあげてるんですけど、
陶芸の先生って30台半ばくらいでしょ?
あれ?ばっちりじゃね!?
僕「あれ?本当に当たってる?」
より一層、あの先生の犯人説の信憑性が高まってきました。
もしくは、陶芸教室で電話番号なんてもらってるでしょうしね、そもそもそれなら推理する必要がありませんが笑
一話で無くして、返却された傘がなくなってます、相葉くんが気付いて回収したんでしょう。
これに関しては2話では何も触れられてませんでした。ちょっと相葉くんが思い出してただけで、家族にも話してなかった?と思います。
多分、今後関係してくるんじゃないかな?この問題は放置でいいでしょう。
こういう考察物を見る上で、要る情報と捨てる情報を分けていくのが重要だと思います。
特に僕が「嫌がらせを考察する上で捨てるべき」だと思っている情報はお父さんの会社でのシーンです。
このシーンは図式なんかを使っていて、結構気合が入っている気がしますが、池井戸潤さん作品特有の「経理知識を披露するだけの場面」だと解釈しているので、面白いんですけど!。情報としてはあえてスルーしています。
でも、しっかり見てますよ!
出てきてくれました!僕の本命!
↑の写真にある、向かいの窓?あたりから写真を撮られていたようですね。
今回の予定を知っているのは、先生か主婦くらいなので、
やはりどちらかが犯人なのは確定でしょう。二人で共犯なのか、それとも先生が別にスパイを雇っているのかは今の時点ではわかりませんが、あの主婦もちょっと疑っておいたほうがよさそうですね。
あ!そういえば熟女好きなんですね!
でも、僕は裏を読んで、先生は娘を狙っている…(マジ)
と見せかけて、お父さんを狙っている…(ホモ)
と思ってます。
いや、最近は渋谷区の「同性同士でも結婚相当であることの証明書を発行する。」ってこともあって、世界はそういう流れです。僕も同性愛は全肯定なので、先生がホモさんである可能性も排除できないんですよ…。
まあそこまで考えてたら可能性は無限大なので、今回「先生は同性愛はないもの」と想定しますね←結構真面目に考えてる
まあ、先生が娘のほうを狙っているっていうのはマジです。お母さんはフェイントで
そっちが目的なんじゃないかな〜って。若い男の人が熟女なんか狙うかな…。
このテーブルに置いてある花が、倉田家の荒らされていた花壇の花に似ています。
気になっただけですけど偶然ですかね、ちょっとわからないです。
猫かわいい(大正義)
これこそが正義です、これを映していれば他には何もいらない。
妹のストーカー、あから様すぎます。インナーが青っぽい。
盗撮された写真、やっぱり外から、若干左下から撮ってる感じでしょうか?
写真を見たところで、新しい情報はありませんが、この二人を偶然見かけて写真を撮ってポストに入れた。なんてことはないと思うので、事前に予定を知っていた人間が怪しいと思います。
お父さんが息子の服を着ている微笑ましい光景、
お父さんが普段から、服に関して無頓着なのか、この時はすごく疲れていたという意味なのかはわかりませんがあんまり関係なさそう。
その時に着ている相葉くんの服がこれ↑
キスマークが付いているのでやっぱりお父さんが着ていたのは相葉くんの服だったことがわかります。
監視カメラをやっと設置、もうちょっと早くやれば解決してたんじゃないか?というのは言ってはいけませんね。結構お高いですし。
そしてこれは一家の大黒柱が買わなきゃダメでしょ!と思ったんですが相葉くんが全額払ってました。お父さん…失望させないでくれ…(そういうキャラです)
印象は強いけど、ろくに喋っていないストーカーさんの登場、
この人最初っからインナーに青い服を着てるんですよね〜。あからさますぎて、最初の追っかけと傘以外は関係なさそう。
でも、ここで妹がストーカーに、はっきりと物を言ったので、今後彼が凶暴化する可能性は視野に入れておきたいと思います。
だから男でもこんなことされたら怖いって(ry
タバコを一本くれる。喫煙者特有のコミュニケーション、男の人やさしいなぁ。
「たばこの火、貸して?」と言って、喫煙者かどうかを調べています。
ここは、頭良い!と思いましたw
この時、ストーカーは吸わないといいこの場を離れましたので、犯人ではない。という感じになりましたけど、こんなにすぐに容疑者から外そうとしているのはまたまた違和感。
ライター沢尻がやっぱり探偵役のポジションだーw
こういう鋭い役や真実に先に気づいちゃうキャラクターは消されたり、弱体化させられたりするんだよな〜笑
その後のシーンで妹が、スマホを見て不安そうな表情になっています。
相葉くんにどうした?と聞かれても何も答えなかったので、内容は分からない物になっていますが、多分ストーカーだと思います。
しかし確実に明言はされていないので伏線としてあとで回収してくれるかな。
そして車が傷つけられる。車を傷つけるっていうのは一番ダメージがあるのはお父さんだから、お父さんを狙った?なんて思ったけど、さすがに車を傷つければ家族全員不安になるので「家族内の誰か」を狙った犯行ではないと思います。
「だから誰でもできる」ということで放置。
母「被害届を出して保険降りるかな?」
父「いや、保険料が高くなるからやめたほうがいいと思う。」
これを聞いて少しイラッとしました。父親はやっぱり決断する時はする人間が良いので。
あなたそれでも大黒柱か?!って。
まあ、制作側がそう感じさせようとしているので、イラッとした人がいたなら、
制作側の思い通りなんでしょうねw
そういう父親の成長も見れていくのかな?
さあさあ、防犯カメラの確認です。
これがあればもう勝ったも同然です。
・・・・
・・・・・
・・・・・・
・・・・・・・
え?!!映らないの!??
二話の内に映らないの?!まさかの良い引き!!?
いやいや、そうはさせないぞ。一時停止で全部見てやる。
もう3話と4話録画してるけど!
本当に一時停止しながら見ました。そしたら。
この画像の「2015/」って書いてある「1の下にある白い物体」これがちょこちょこ動いてました。
相葉くんがこれにめちゃくちゃ驚いてましたけど、この時点では何かはわかりません。
でも画面内で動いていたのはこれしかなかったので多分これでしょう。
回収されていない伏線
・傘
・妹がスマホを見て真顔になっていたこと。その内容。
犯人候補(複数犯だと思ってるので全員の可能性も有り)
・妹のストーカー(傘と鬼ごっことメール?)
・陶芸の先生(盗聴器とFAXと盗撮の依頼?)
・主婦(いっぱい)
==========考察ここまで
以上が2話の考察になります。
2度目になりますが、お父さんの会社での戦いのシーンは多分、嫌がらせとはあんまり関係ないと思います。
むしろ関係してくるのは事件が解決した後かな?犯人探しも終了した後に待ち受ける家族の困難とか、そういう場面に関係してくるのかな。って思ってます。
にしても面白いなぁ、撮り溜めしてるのを毎日1話ペースくらいで見てます。
あんまり急いで見ても、まだ放送中のドラマですからね?
すぐに追いついちゃいますから。
でも、この考察が長い!!書くのに2時間半くらいかかってます。
考察なんて書くの初めてだから時間がかかるな〜。
あと、ようこそわが家へって何話構成なんだろう?放送が遅かったから10話構成かな。
うーん、グーグルを使って調べたいんだけどネタバレを見るのが嫌なので一切調べてません。
それではこの辺で!
-----2015.5.12追記------
3話の考察を書きました。かなり考察が当たってる気がします。
ネタバレが嫌な方は先に原作を読んでしまいましょう。